読書

ファンタジー2冊

ちょこちょこ読み進めていた文庫『氷と炎の歌 七王国の玉座1』と『ベルガリアード物語 予言の守護者1』を読了。 両方とも異世界ファンタジーながら、対照的な作風で、楽しめました。 前者は隙の無いシリアス、行く末の不安と期待にハラハラさせられます。 …

プランB 2.0

久々に新品で文庫以外の本を買いました。 NHKの「未来への航海」でもおなじみ、レスター・ブラウンさんの著書の改訂版。 考えの種に、できるだけさくさく読みたいところです。

地を穿つ魔

少し前の話になりますが、ブライアン・ラムレイ著『地を穿つ魔』を読みました。 クトゥルー神話系の娯楽小説で、「クトゥルー眷族と戦うシャーロック・ホームズ」といった趣きでした。 (ホームズは未読なので、違うという方にはお詫びします。…w;) さす…

「マンガ学への挑戦」

BSマンガ夜話でもお馴染み、夏目房之介さんの2004年の著作。マンガ学への挑戦―進化する批評地図 NTT出版ライブラリーレゾナント003作者: 夏目房之介出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2004/10/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 23回この商品を含むブロ…

猫たちを救う犬

1990年ごろに著者がであった、ある犬との生活を綴った実話。 びっくりするような内容の本です。 犬好き、猫好きな方には特にお薦め。 動物に対する見方、ひょっとしたら人生観まで変わってしまうかもしれませんよ。 猫たちを救う犬作者: フィリップゴン…

自転車とまちづくり、途中

ラフな題の付け方だったので軽い読み物かと思いきや、学者さんが行政職員にレクチャーするかのごとき内容にびっくり。 これはこれで勉強になるんですけど、ちょっと当てが外れたなあ。自転車とまちづくり―駐輪対策・エコロジー・商店街活性化作者: 渡辺千賀…

走るクスリ 自転車の事典

最近骨身に沁みて好きになって来た自転車について、本を読んでみました。 走るクスリ 自転車の事典作者: 岸本孝出版社/メーカー: 文園社発売日: 2002/10/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 小さな本だけど、なかなかどうして内容盛り沢山…

ダムと日本

水害に渇水に、最近マスコミに取り上げられるのはこの二つばかりですが、そういえば治水と公共事業と環境破壊云々、というのは、ほとんど見なくなりましたね。 ……民主党が公共事業をどうこうって言ってた気がするけど、あちらからするとどうなんだろう、この…

まんがの構造、読了

昨日に引き続いて、大塚英志さんの『まんがの構造 増補新版(ISBN:4896673212)』をお終いまで読む。まんがの作用、構造、商品価値と批評の必要性についてさっくり熱弁した一冊でした。 まんがが現実のシミュラークルとして働くことで、現実との直截な関係を…

マンガの構造

久しぶりにメディア論系を手に取る。大塚英志『まんがの構造―商品・テキスト・現象』 大塚英志さんの本は『キャラクター小説の作り方(ISBN:4061496468)』しか読んでいないけれど、東浩紀さんの『動物化するポストモダン(ISBN:4061495755)』の中で何度か…

空の境界(上)

書店で平積みになってたときから何となく気にはしていたのですが、当時はどんな方が書いているのかつゆ知らず。で、今ごろようやく、奈須きのこ『空の境界 上 (講談社ノベルス)』を手に取りました。市立図書館にあるとは思わなかった…。 …まあ、今ごろ氏の小…

落日の剣、読了

さて、サトクリフの『落日の剣〈下〉王の苦悩と悲劇―真実のアーサー王の物語』を読み終えました。返却期限ぎりぎりで読むのは計画性なさ過ぎだ、自分。 アーサー王伝説そのものは、一応岩波文庫の『中世騎士物語 (岩波文庫)』を読んでいたので、大まかな流れ…

落日の剣

昨日に続けて下巻を読んでいく。 どちらも波瀾の生まれ方をしたアルトスの娘と息子。 この二人へのアルトスの語りが、辛くて仕方ない。「天空の剣」の章立ては見事。 伝説が生まれる、その端緒から時間を眺望する大きなスケールがかいま見える一瞬。 鮮やか…

落日の剣(上)

サトクリフ著『落日の剣〈上〉若き戦士の物語―真実のアーサー王の物語』を読了。 物語は半ばながら、怨讐に塗れたアーサーの異母姉の影がひたひたと。 その呪いの、なんと忌まわしいことか。 望まず得た妻とのやりとりも概ね良好なだけに、一層その陰影が映…

読んだ本と買った本

昨日の『ISO14001を学ぶ人のために―環境マネジメント・環境監査入門 (シリーズ環境・エコロジー・人間)』は、読む側の視点が決まっていると楽に読めるかも。ISO19001の理解と実施のために、大事な点は繰り返し述べているから、既出の内容や軽く目で追えば…

積読消化中…

今日は図書館で借りてきた環境対策系の本の残りを通読。 『ISO19001を学ぶ人のために』は身の丈にあわず、四苦八苦。内容そのものは、すぐには使えそうも無いけれど…「目的達成の為の手段を構築する手法」としてはとても興味深い。『21世紀のライフスタイル…

今日読んだ本。アースポリシーリーダーの続き

レスター・ブラウンエコ・エコノミー時代の地球を語る。 通読完了。 これは面白いなぁ。たった数時間で世界中で起きている環境と経済の問題を概観できる。 およそ2000年から2002年に書かれたトピックを纏めているのでデータは一寸古いのだけど、それ…

今日読んだ本。アースポリシーリーダー

想いつく侭にジャンル追加〜。 そのうちサイトの更新に使えるかもだし。 今日読んでいるのは、レスター・ブラウン著『エコ・エコノミー時代の地球を語る』。 北極の氷が過去35年間で半分に減っているとか、1キロの小麦を生産するのにおよそ1000トンの…

今週読んだ本とか

小説を買うのは久しぶり。やはり良いなぁ。 夢枕獏『陰陽師 鳳凰ノ巻』文春文庫 「ゆこう」「ゆこう」のやりとりが何やら心地よい有名シリーズの四巻目。回を重ねる毎に、博雅の言葉が微妙な域を突いてくるので、それも楽しみ。夢枕さんの小説は肌や嗅覚に訴…