USBメモリーを買って(ついでにベンチマークで測って)みました。

このカテゴリも久し振りですが、今日は唐突にUSBメモリーの購入とベンチマークの話題です。


目的は、猛暑の避難用に借りた、ノートPCとのデータのやり取りです。
小さなファイルばかりですので、メールで送ったりして転送していたのですが、あれば便利そうだな、と食指が動いた次第です。


以前、ここで記事にもしましたが、もっと古いノートPCとで家庭内LANを組んだことがありました。
なら今度もそうすればいいじゃないか、という選択もあったのですが……
せいぜいが家の中で、それも一人で二台のPCを同時に起動させて繋いでっていうのは、どうも億劫に感じてしまって、とうとう慣れませんでした。
確かに便利でしたし、初めての作業の目新しさもあって、LANを組むのは楽しかったですけどね(笑)


そんな訳で、USBメモリがPC-DEPOTの広告に出ていたので買ってみました。

  • Transcend社、JetFlash_V30 ReadyBoot非対応。
  • 1GB、1970円。

とりあえず近場の店頭価格の中では一番安い。寡聞にして聞かない社名で、製造は台湾。


購入時にレジで「こちらV30という製品で、転送速度の速い130という製品が別にありますが、こちらで宜しいですか?」と聞かれました。
もともと、細かなテキストファイルを持ち出す目的でしたし、転送速度に興味も期待もせずに購入を決めました。
ですが、やはりそうまで言われるとなると、気になってきます。
果たして自分が買ったUSBメモリはどの程度「遅い」のか? 性能に見合った使い方がしたいですから。


早速、ネットからベンチマークソフトをダウンロードしてテストしてみました。
テスト条件は「100MB使用, 5回計測」

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CrystalDiskMark 1.0 (C) 2007 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/

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Sequential Read : 13.714 MB/s
Sequential Write : 3.462 MB/s
Random Read 512KB : 13.691 MB/s
Random Write 512KB : 0.369 MB/s
Random Read 4KB : 5.486 MB/s
Random Write 4KB : 0.026 MB/s

読み書きの性能差が大きいなあ(笑)
別のレビューで好評を得ていたあるUSBメモリは、読み30Mb/s、書き20Mb/sくらいでした。


なるほど。
仮に34MBのファイルを書き込むとしたら10秒掛かるのでしょう。
確かに、USB2.0接続とは思えないくらい、転送速度の速い他の製品とは比べ物にならないくらい遅いようです。

ただ、幸いにも、目下の関心事である「ちょっとしたテキストや文書ファイルのやりとり」では、問題ない使い心地が得られました。
多分、サイトのデータを丸ごとコピーしようとしたら、結構時間が掛かったりするのでしょう。


どこかの記事で「Flashメモリは小さなファイルを大量に読み書きするのは不得手。よって、圧縮ソフトで一つに纏めてやると、使用感が劇的に改善される場合がある」とも読みましたので(ベンチマークの結果も、小さなファイルの読み書きほど速度が遅い、と出ていて、辻褄が合いますし)それを考慮に入れながら使ってみようと思います。