ゾウの能力

ひょんなことから象についてWikipediaを引いてみたところ、そこに書かれた身体能力の高さに驚きました。
走れば時速40km、啼けばトラックのクラクション並み、人間の可聴域よりも低い音域で言葉を交わし、地面から伝わる音を足の裏から耳へ伝えて捉える。
どこかのサイボーグ漫画を地で行くような記事の数々、とても面白かったです。


ゾウと言えば、先月テレビで流れた、「ゾウは鏡に映った自分を、自分だと認識できる」というニュースを思い出して、記事を探してみました。
「ゾウ 鏡 自己認識」で検索をかけたところ、新聞社のニュースサイトの他、ブログも多数ヒットしました。関心を持たれた方、結構多かったようですね。
 これまでに鏡の自分を認識できると確認された動物は、ヒト、類人猿の一部(チンパンジー、オランウータン、ボノボなど)、イルカ、ゾウと、これで4例目だとか。
 「自己の認識」は、社会性を持つ上で重要な要素だと目されている、とか。


 こういった研究は、例えば「これから人類がどのような社会を作って生きていくべきか?」を考える上でも、いろいろと興味深いと思います。
しかし、それらの上で、このニュースが耳目を集めた大きな要素。
それは「鏡を覗く象」その様子を収めた映像にあるのではないでしょうか?
鏡の裏を覗き込んだり、体を左右に振ってみたり…
決して鮮明な映像じゃありませんでしたが、見ているとなんだか無性に面白いと思わせるものでした。


 YouTubeに、その一部が上がっています。
> http://www.youtube.com/watch?v=Hsz6cnTh9rc
頭に付けられたペケ印を、鏡で見て、鼻で触って確認するアジアゾウのHappy(34歳)。


主なニュースソース: