伊豆群発地震……

ここの所、関東は小さな地震が多いです。
日に2度ほどカタカタゆさゆさと……


棚から物が落ちることもなく、固定の怪しいものが揺れる程度ですから、小さな地震で大きな地震が回避できるなら大歓迎!
とは言え、岩盤のずれがお願いを聞いてくれる訳でもないですからね(笑
いつ「本命」が来るかと思うと、毎度気が気ではありません。
被害が出る前に、戸棚用に耐震器具でも付けて置こうかな……


Yahoo!天気情報>地震情報>関東信越
思った以上に、盛んに動いていました。
(うん、夕べの地震は結構揺れるかと思った。)


以下、地震のうんちくを整理。


地震の揺れには二種類あって、
カタカタ……と揺れるのがP波。
 疎密波とも言って、震源でぎゅっと圧された地面が、隣の地面を圧して……という風に伝わります。 高速道路の自然渋滞と、理屈は同じで、素早く伝わるためにPrimary(最初の)波と呼ばれます。

ゆさゆさ……と揺れるのがS波。
 地面が歪んで伝わる波で、ゆるく張った紐の端っこを持って振ると、波型が出来るのと同じ理屈。これは固体の中をゆっくり進むので、Secondary(二番目の)波。


震源から遠くなるほど二つの波は時差を置いて来ますから、カタカタ……が長ければ「遠くの大きめな地震だな」と判ります。
逆にカタカタのあと、すぐにゆさゆさが来るのは、震源が近い証拠。
この場合、大きく揺さぶられるまで時間が無いですから、手早く身の回りのものを片付けなければなりません。


結論として、カタカタと揺れだしたら先ず安全の確保。
本当に危ない地震は、動き回る余裕も無い場合なので、日頃の備えは怠り無く。
ゆさゆさが来るまでに間があれば、少しは落ち着いて様子をみられる筈です。


と、以上、情報の整頓おしまい。
地震波については、詳しいページが見つかりましたので以下のサイトを。

>「地震被害0を目指して」>P波とS波
2003年9月が最終更新ですが、わかりやすく纏められていて、良いサイトですよ。