自転車の日

今日は自転車の日だ。そう決めた。
といっても、真似をした本家である『自転車の事典』の著者・岸本孝氏ほど本格的じゃあない。
横着して浮かせてしまった錆を落として、今まで掃除したことのないチェーンとギアを拭いてやる。最後にチェーンに油を差す。それだけ。
それだけでも慣れないので、3時間ほども掛かってしまった。


今日の道具は、六角レンチ、ボロ布、スプレー556、自転車油。
で、緩んだバーエンドバーを締めなおしたら、とにかく磨く。ボロ布大活躍。
スポークにかなり確りした錆が浮いていて、これは全然落ちなかった。
いつも前輪の高い位置に防犯チェーンを掛けるから、自転車カバーが捲れて雨ざらしになっていたのかも。
車軸、サドルバーの錆びた所を磨いて、タイヤ周りのフレームの汚れを拭く。
今まではここでお仕舞いだったけれど、今やチェーンがシャリシャリ鳴るのだ。自転車の天地をひっくり返して、チェーンを拭く。ギヤを拭く。
…上手く拭けないので、程々に拭く。今日は嫌になる程にはやらないと決めた。
次は竹串か何かを用意して、即席綿棒を作ろう。
最後にチェーンに一滴づつ自転車油を垂らしながら回していく。一周したら、丁寧にカバーを掛けてお仕舞い。


2時間ほどしてから、試しに乗ってみた。
乗り易さが明らかに違うので、驚いた。ペダルにタイヤが素直についてくる感じ。
やっぱり使う以上、道具は大事にしないといけない。
健康管理と一緒なのだなあ。