ぼとぼとぼとぼと。

今日は涼しく、蚊もあまり寄ってこなかったので庭の手入れをば。
土の上に生した苔を掻き落として、芝用の目土を振り撒く。
その作業中…。


ぼとぼと。


…何かが落ちてきた。
葉を残らず食い荒らされたキウイの棚に触れた途端、上から3匹のコガネムシ
ほんの一寸揺らしただけで落ちてきたのだから、足が弱いのか体が重いのか。
で、試しにキウイの棚を、思いっきり揺さぶってみた。


まあ、落ちてくるわ落ちてくるわ。一瞬で十数匹のコガネムシがぼとぼとと。
落ちた時の音も、昆虫とは思えないくらい重い音がしました。
きっと飽きるまでキウイを齧ってたんだろうな…。
(…下は大部分がコンクリのタタキだったので、そこに落ちた連中には可哀相だったかも。悪いことしてしまったかな)
たっぷり10秒はぴくりとも動かず心配しましたが、やおら動き出すや大急ぎで手近な草の茂みや土の中、煉瓦の隙間へ潜り込んでいきました。


しかし、呆れたものです。
鈍くて図太い。これで来年キウイが枯れてしまう可能性なんて、連中考えないのでしょうし。
…人間みたいだ、とか。(笑えません。)
この庭、なんだか年々コガネムシが増えている様なんですが、ひょっとしなくても、このキウイが餌になってコガネムシを増やしちゃってるのでは…(汗